11月23日午前8時6分に3674gのビッグベイビーが誕生しました!! 全てが初めての体験ですっっっごく大変だったけど、私たち夫婦の人生において忘れられない2日間になりました。
細かい事まで忘れないようにここに記録しておこうと思います。出産の場面も書いておこうと思うので苦手な方は最後の方は注意して下さいね(^_^;
22日の午前4時30分頃から10分おきの陣痛が始まったので病院に電話するも、もうすこし様子をみて朝の診療時間になったら来て下さいとの事だったのでうとうとしながらそのまま待機。 7時30分すぎに間隔が少し短くなってきたのでもう一度病院に電話して8時30分頃に病院に到着。
先生に内診してもらうと子宮口は3cmくらい開いているので順調にいけば夕方くらいかな~との事で、そのまま入院になりました。内診後破水し、分娩監視装置を30分したあとに部屋へ移動。
このときは陣痛の波が来ると結構痛い~~って感じだったんだけど、今思えばあんなのはまだまだ序の口だったんだな~と思いました(笑)
いざ入院したら安心したのか5分おきになったり、なかったりと少し遠のいたような感じになってきてしまいました(笑) 昼過ぎに私の母も病院に来てくれました。
18時頃、早ければ夕方かも~と言っていたのでmorimoとsisiが陣中見舞いならぬ陣痛見舞い(笑)に来てくれました。とても嬉しかったです~ありがとう!!!
その後、陣痛が遠のかないように合間に部屋をあるきまわったりしながら過ごしていたんですが、21時ごろいよいよ陣痛の合間も寝ていないと辛い状態になってきました。助産師さんに見てもらうと子宮口は4cmくらいとのこと。正直まだそれだけかい~~~という感じでした(笑)
そしてとうとう明けて23日の1時に子宮口6cm、そこから1時間ごとに1cmずつ開き、4時に9cmになるまでがまさに地獄の苦しみでした・・・・お腹と腰の痛み&いきみ感が同時にやってきて、そのたびにダンナに尾てい骨のあたりを力いっぱい押してもらわないと思わずいきんでしまうので本当に一人では乗り切れなかったな~とダンナには感謝です。産前の指導などではいきみ逃しの呼吸法なども教えてもらいましたが私はそれだけでは絶対に無理でした(笑) 一人で頑張った方は本当に凄い!と思ってしまいます。
そして4時過ぎにいよいよLDR(陣痛室がそのまま分娩室→回復室になる部屋)に立ち会い希望だったのでダンナ、母と移動。この時点ですでに意識朦朧で歩くのがやっとでした。LDRに入り、子宮口が9.5cmになったところで助産師さんと一緒に少しずついきみを開始。自分でも赤さんがどんどん下に降りてくるのが良く分かりました。 ここまで来ればあと2時間くらいかな~と思っていたらまだまだ甘かった・・・・(笑)
そこから2時間、赤さんの顔の向きが逆になっていたためお産が進まなくなってしまいました。(普通は出産時顔はお母さんの背中側を向いて出てくるのですが、私の場合上向きのまま降りてきてしまってました。回旋異常というらしいです。)その間もいきみに合わせて助産師さんが手で赤さんの頭を持って回そうとしていたのですが、結局直らず6時すぎにいよいよ先生も登場して分娩の準備か開始されました。
破水してから大分時間も経っているし、赤さんも降りてきて時間が経っていたので軽い促進剤を点滴に入れてもらいました。 助産師さんから先生に回旋異常が伝えられると、このまま普通にいきんでいても赤さんが出てこれないのでまずは吸引分娩をして、それでも出てこなければ鉗子分娩をします、との説明を受けました。吸引はカップを赤さんの頭につけて、いきみと同時に引っ張る方法で、鉗子は大きな鉗子で頭を挟んで引っ張る方法です。
先生が来てからも何度か普通にいきんだのですが、やはり全然出てこないのでまずは吸引の準備開始。子宮の入り口に麻酔を2本打ちました。(ダンナ曰くすごく太い注射針でびびったそうです(笑))
思わず痛い!と言ってしまいましたが、実はその後のカップを入れる方がもっと痛かった・・・・・そして吸引分娩が開始。2~3回陣痛の波に合わせて先生が引っ張ったんですが最後のもう少しがなかなか出てこない・・・・・ダンナも回りももう少しだよ~!と言ってくれて、私自身もかなり出てきてるなというのが分かったんですが、やはり最後の一踏ん張りで止まってしまうので次は鉗子分娩をすることに。
この鉗子を赤さんの頭に挟むときがまた痛い、痛い・・・・・・いきんで赤さんが降りてくる事自体は痛いというより圧迫される感じの方が強いので全然平気なんですが、この器具を入れられるときが一番痛かったです(;。;)
でも赤さんも挟まれて引っ張られるわけですから痛いのは私だけじゃない・・・と思って耐えました。そして準備が整い陣痛の波に合わせていきみ開始。2~3回いきみだいぶいいところまで来ている感じだったのですがやはり出てこない・・・・・。赤さんの心拍もたまに弱くなったり、すごく早くなったりしていて苦しそうだったし、私ももはや限界が近づいてきた感じがあり、最後のいきみはほんとうに死ぬ気で頑張りました。
ダンナの「頭見えてるよ!!!」の声にここで産まれなかったらもうダメだ!くらいに思って本当に最後の力を振り絞っていきみました。 何秒か後にダンナや先生、助産師さんの声で「産まれた~!」と思いました。(実際感覚的には出た瞬間はよく覚えてないです)
もう嬉しいのはもちろん、やっと産まれてくれた~と思ったらもう涙、涙でした。ダンナも泣きながらもビデオを回してくれていました。ありがとう!(笑)
少しすると処置室から元気な産声が聞こえてきて、ほっとすると同時に「本当に産まれた~」と実感が沸いてきました。そして3674gと聞いてまたビックリ(笑)
結局、赤さんの大きさが大きかったことで私の骨盤ぎりぎりになってしまったこと、回旋異常だったことで難産になってしまったようでした。でも無事に産まれてきてくれたので本当に良かったです。先生たちにも普通なら仮死状態になってもおかしくない状態だったのに、強い赤ちゃんですね~と言われたそうです。先生も25年ぶりに緊張したお産だったとおっしゃってました(笑)
後産、傷の処置をしているうちに綺麗になった赤さんが私の横に運ばれてきました。元気すぎるくらいに泣いていましたが、私の腕の中に置いてもらい声をかけるとぴたっと泣きやんで本当に感動したし、やっぱりお腹の中でもちゃんと声が聞こえていたんだな~と思いました。 実際に顔を見て、正直出産の痛みを忘れることは出来ないけど(笑)、本当に耐えて良かった、無事に産まれてくれて本当に良かった・・・・・と心底思いました。
取り上げてくれた先生はもちろん、ずっと夜から出産までお世話して下さった助産師さんはとても信頼できる方で、そんな方についてもらえて本当に良かったし、感謝しています。
そしてなんといってもやっぱりダンナを始め家族のサポートなしには出産出来なかったと思っています。
超難産ではあったけれど、元気な赤さんが産まれてきてくれたことで全てが帳消しになりました。この2日間は一生忘れません!!!